「ボイトレ」に対して皆さんが抱くイメージは?

ボイストレーニング教室には本当に色々な教室があります。
「歌う」レッスンがメインで、トレーニングに重きを置かない所もあれば、トレーニングでほぼほぼ終わるスクールもあります。
本当に10社10色と言う感じです。当校の場合は、「姿勢」「呼吸」「発声」「歌唱」または「原稿読み」という所に重きを置いています。
原稿読みや、歌唱をする時間は生徒さんによって大幅に変わります。生徒さんの要望によって・・・という所です。
本番が近い、大事なオーディションがある。と言うように、その生徒さんのご都合により合わせていく感じです。
もっと詳しくお話をしますと、「姿勢」「呼吸」「発声」の特に「発声」の部分では、またこれも大きく分かれていく要因があるので、チェックしていただけたらと思います。

皆さんが受講しようと思っているスクールさんはどういう所でしょうか?

声帯に特化したレッスンか、声楽的なレッスンか?

まず、ここ最近とても増えてきたのは、声帯の構造学をメインで行う所です。私はこういった学習に全く否定的ではなく、むしろ肯定的なのですが、
私自身、学んでみたところ、ぶっちゃけよくわからなかったので、レッスンにあまり取り入れていない。というのが正直なところです。
又、声楽的なレッスンとなると、より歌唱することがメインになってくるので、時として「フレーズを美しく歌う」とか「発声練習ひとつにしても、より音楽的に」とか「響きの重要性」という所を大事にされていることが多かったりします。

うちの場合は、その間ぐらいです。ただ一つだけ言えるのは、「高音が出しやすくなってきたら、同時に低音も出しやすくなっていないとおかしい」という事です。
例えば、高音をきれいに出したい。と思って、声帯の構造や、色々なことにトライをしていった結果、いつの間にか首から上の学問で体幹を使う事を忘れていた。
だったり、体が常にニュートラルな状態(特に四肢に無駄な力が入らず、体の根幹部で自分の頭を支えるといったようなバランス)を持つこと

を大切にしていくと、発声もうんと楽になり、いつの間にか低音も安定的に出せるようになる。というメカニズムなのです。
と、こんなところから、「ボイストレーニングはボディトレーニングでもある」という事を常に謳っています。

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